ビズグラム(ビジネスモデル図解)
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ビズグラム(ビジネスモデル図解)とはなにか?
ビズグラム(ビジネスモデル図解)とは、ある企業のサービスの事業者や利用者がどう関わりお金が循環するのかを表現している図です。そのビジネスがどのように経済合理性を実現しているのか、そのビジネスの特徴は何かが一目で分かります。
ビズグラムを使うことで、自社のビジネスを可視化するだけでなく、自社の経営資源や強みを把握したり、投資家や経営陣に対する説明資料としても活用することができます。
ビズグラムの説明書
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- 主体(ビジネスにおける重要な関係者・物)が、3×3マスに配置される。
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- 上段は利用者、中段は事業、下段は事業者になる。
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- まずは、中央の縦列をみて、①誰のために事業が行われているのか?②何が事業として行われるのか?③誰がどの事業を行なっているのか?を確認する。
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- 次に、中央の横列を見て、④利用者は何にお金を出しているのか?⑤事業者はどうお金を回しているのか?を確認する。
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- そして、4隅をみて、⑥提携している起業や、重要な関係会社はあるのか?を確認する。
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- 最後に、矢印や補足を見て、モノ・カネ・情報の流れがどうなっているか?を確認する。
ビズグラムができるまで
ビジネスモデルは常に新しくアジャイルにアップデートされていくもの。この激動の時代の中、その傾向が、ますます強くなってきていると思います。
しかし一方で、ビジネスモデルはなかなかオープンにならない情報も多く、一同に集まることもなく、透明性が高いとは言いにくい状況です。これだけビジネスモデルの変革や転換が求められている中、ビジネスモデルの情報には辿り着きにくい、情報の非対称性があると思います。
もちろん、秘匿性の高い技術的な情報や、コアな経営資源もあると思いますが、どんな儲け方をしていて、それはステークホルダーを犠牲にしたものではないか、など、ビジネスモデルを表に明示していくことで社会に対して説明責任を果たしていく方法もあるかと思います。
そんな問題を解決するために、ビジネスモデルをヒト、モノ、カネ、情報の4つに分類し、さまざまな企業やサービスの利益構造、独自性を、3x3の9マスに「図解」で見える化しました。
また、図解方法をまとめた「ビジネスモデル2.0図鑑」を2018年9月にKADOKAWAより出版し、大きな反響を得ています。
「ビジネスモデル2.0図鑑」の販売発行部数は国内10万部を超え、海外(中国、台湾、韓国)でも発売されています。また、ビジネスモデルの図解を誰でも作成できるように、ツールキットをWeb上で公開しており、そのダウンロード数は30,000回以上、多くの企業や団体でこの図解方法が活用されています。ビジネスモデルと検索すると検索上位に関連記事が表示され、作成した関連記事は合計で150万アクセスを超えています。2019年には、GOOD DESIGN AWARDを受賞しました。
内閣府や日本経済新聞社など、企業や官庁でビジネスモデルを発想するためのツールとして講演やワークショップも行っています。また、主に起業家教育として、高校や大学向けの授業も行いました。